2010年9月24日金曜日

Super Star

こんばんにゃん。
久々の登場。
ご存知、ハヤシカズヤです。

さて、私、先日の投稿をもってしてニュージーランドの事を完全に締めたつもりでおりましたところ、先日、友人にあれでは字数が全く足りていないと驚愕の事実を突きつけられまして、お恥ずかしながら、もう一度ということでこの文章を書いている次第であります。
少々長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いしていただければ幸いです。

先ず、日本を発つ数日前から、ニュージーランド到着まで。
所謂、転校生の心境。
地元を離れるということがこんなにも不安になるものだとは微塵も思ってませんでした。
高校を卒業して大学に入学する前の春休み。
東京の大学に進学を決めていた十年来の友人K。
普段は気の知れた仲というのもあり、割とドライな付き合いだったのですが、その春休みは不気味なくらい優しい、そして、泣きそうな笑顔。
その当時、『なにこいつ、気しょくわりーな、通報しようかな』と思っていましたが、いざ自分がその立場になってみると痛いほど彼の気持ちが分かる。
・・・いきなり話は大きく脱線しましたが、ようするに、とてつもなく不安を抱えていました。
結局、出発前日は一睡も出来ず、完徹で出発。
バスで早くもテンションが大変なことに。
福岡空港に着いて、自分の体調がおかしいと気づく。
福岡→仁川の機内で爆睡。
到着したので起きたら目の前にホットドッグ。
なんだこれ?と思っていると、隣の席の有鉄が、「スッチーが昼飯持ってこらしたけどおまえが起きんけんがえらい困っとらしたばい、だけん置いてていいですて言っといたZE。YEAH!!」
ありがとう有鉄、そして、ごめんよスッチー。
さらに、仁川空港のロビーにて5時間爆睡。
その後、大嫌いな飛行機で11時間。
引くぐらいに不安定な体調と精神状態で到着。
しかも着いたら着いたで寒ぃーじゃねぇーか。
VISA使ってチケット取って日本に逃げようとしたのは内緒です。

しかし、僕が苦しんだのはそこまで。
空港の外に出てみると、そこにあるのは初めての海外。
映画みたいとテンションぶち上がる林と吉村。
あっという間にニュージーランドに染まってしまいました。

現地に着いてからは、早速ユニテックに向かい、留学の説明を受け、今度はオークランド動物園へ。
動物園のことはあんまり覚えてないのですが、確か物凄くうるさい猿がいました。
喉のあたりに空気ためて、怖い夢でも見てんのかっていうぐらい凄まじいうめき声で鳴く猿。
まじウケる。
それから、またユニテックに戻り、ホストファミリーと対面。

ホームステイについて書きます。
僕のホストファミリーは南アフリカからの移民でした。
事前にもらっていた資料では、家には18歳の息子がいるはずだったのですが、いたのはなんと30手前と思われる女性、子持ち。
お土産でパンツを持って行ってたのですが、渡すわけにはいかず、結局自分のものにしました。
食事についいてですが、特に問題はなかったです。
ただ、欲を言えば、折角ニュージーランドに行った訳ですから、ニュージーランドの家庭料理を食べてみたかった。
僕はニュージーランドの家庭料理がどんなものか知りませんが、家で出てたのは、あれはおそらくアフリカ料理です。
だって、先日テレビでアフリカの家庭の映像が流れてたのですが、思いっきり食べたことありました。
それもまったく一緒。
基本的には残さず食べてましたが、一度だけレバーが出た時だけは体がNO!と言ったの食べませんでした。
それも日本ではお目にかかれないような超巨大なレバーで、最初は普通のお肉だと思ってかぶりついたんですがレバーだと分かった瞬間、一瞬で泣きそうになり、噛まずに口いっぱいのレバーを丸呑みして、「I can't eat liver!!」と叫ぶ始末。
折角作ってくれたママには本当に申し訳ないことしたなと思います。
しかし、あのレバーは危険です。
夢に出てきそうです。
なんか悪口みたいになってますが、いつもは本当においしい料理ばっかりで、とても満足してます。

ホームステイ先には同じ大学に通う中国人の留学生がいまして、それがまた幸運でした。
体はおっきいのに、大人しい人で、とても優しかった。
学校の行き方、帰り方、バスの乗り方など丁寧に教えてくれたので、とても助かりました。

ただ1つ、ホームステイで僕を苦しめたのは、やはり入浴についてです。
日本じゃないので勿論浴槽なんてものはありません。シャワーです。
しかも、湯沸しの方式が日本とは違うらしく、お湯を使いすぎると次の人が使えなくなってしまうそうで。
兎に角、急いですませなくてはなりません。
ニュージーランドは冬です。
整理しましょう。
冬にシャワーで、しかも短時間。
死ねます。

もう1つ。洗濯も日本と違います。
家庭によってバラつきはあるようですが、毎日はしません。
僕の家なんて1週間に1回でした。
これは内緒ですが、余裕でパンツ2週目いきます。
これからニュージーランドにホームステイする人、最低でも7枚はパンツを持っていきましょう。
間違っても3枚とかで行かないように。
現地で誰がこんなもん履くんだよ!みたいなパンツ買いたくないでしょう?
しかも、そのパンツ足したって1週間もたないんですよ?
泣きながら洗面所でパンツ洗いたいですか?
嫌ならちゃんと持っていきましょう。

しかし、多少日本との文化の違いに戸惑うこともありましたが、充分生きていけます。


さて、お次はニュージーランドで過ごした日々の事などなどですが、、、
書きません。
別に向こうで日記書いてなくて覚えてねぇからとかじゃなくて、ニュージーランドでの毎日が濃すぎて、とてもじゃないけど書ききれないんです。
むやみに僕が所々書くよりも、他の人が書いてるのを見たほうがよく分かると思うんで。
他の人が書いてるブログを読んで、僕の毎日は読み取ってください。
と、いうことで、ニュージーランドの回想終わり。


ニュージーランドでの総括は1つ前の日記で書いたのでそちらに。


なんだかんだ言って人生で1番充実した夏休みになりました。
おそらくジジィになっても今年の夏は思い出すんだろうと思います。
自分の人生にいい刺激を与えてくれる人にも出会えたし。
なんか人生観も心なしか変わったような…
兎に角いいことづくしの研修でした。

いつかまた必ずニュージーランドに戻ります。


それでは、長文・乱文失礼しやした。
ご機嫌よう。




未来は不知顔さ、自分で造っていく  
スーパースター/東京事変

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